2026年度「総会記念セミナー」ご案内
2026年度 一般社団法人 国際栄養食品協会
「総会記念セミナー」ご案内
いつも一般社団法人国際栄養食品協会(AIFN)の活動にご賛同、ご協力いただき有難うございます。 2026年度の総会記念セミナーおよび懇親交流会を下記の日程にて行います。ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。
日時:2026年6月11日(木)
記念セミナー
14:15~16:45 (セミナー受付13:50~)
総会・セミナー会場
リファレンス西新宿 会議室S201
東京都新宿区西新宿7丁目21-3 西新宿大京ビル2F
<記念セミナー概要>
14:15 – 14:20 主催者挨拶 (一般社団法人国際栄養食品協会 理事長 天ヶ瀬晴信)
14:20 – 15:20『基調講演―日本の健康食品の機能性を標榜する際の課題と方策』

唐木英明 氏 (東京大学名誉教授 「食の信頼向上をめざす会」代表)
<プロフィール>
1964年東京大学農学部獣医学科卒。農学博士、獣医師。
東京大学教授、同大アイソトープ総合センター長、日本学術会議副会長、倉敷芸術科学大学学長、食品安全情報ネットワーク(FSIN)代表、公益財団法人「食の安全・安心財団」理事長などを歴任。日本農学賞、瑞宝中受賞、食品産業特別貢献大賞受賞。
食と安全に関する誤解の是正とリスクコミュニケーションの普及に注力し、食品事業者と消費者が科学的根拠に基づき健全に対話できる社会の実現を目指して活動している。
<抄録>
健康食品の機能を証明するための試験法としてプラセボ対象試験が義務化されている。これは病人を被験者とする薬物の治療試験法であり、健常者と境界領域を被験者とする「健康維持」の試験法ではないため、有意差が出ないことが多い。その結果、「有意差を出すための不適切な試験」が多くなり、「健康食品は効果がない」という誤解が生まれ、規制が厳しくなる。その実態と解決法について考える。
15:20 – 16:00 『食品の機能性の海外との比較』

天ケ瀬晴信 (一般社団法人国際栄養食品協会 理事長)
<プロフィール>
長崎大学薬学部製薬化学科卒業 薬剤師 薬学博士
米国ペンシルバニア州立大学Research Associateを含め1990年から23年間米国で新食品開発のヒト介入試験や製造品質管理基準等技術分野で活動。米国ダイエタリーサプリメント健康教育法(DSHEA)制定時提言し、その運用・開発実務を行った。米国外への製品申請・登録や学術活動も行った。2013年に帰国後DSHEAを参考にした機能性表示食品制度が日本で措置される際に、国際シンポジウム等を主催し行政の活動に参加し日本の機能性表示食品の制度設計に貢献。一般社団法人国際栄養食品協会副理事長を経て2015年から理事長。東北大学特任教授を経てシニアリサーチフェロー。一般社団法人日本健康食品工業会顧問。米国栄養学会会員、公益社団法人日本ビタミン学会会員・会長特別補佐(国際交流担当)。
<抄録>
少子高齢化が世界で最も急速に進む社会状況において、食品の持つ有用性や機能性を活用することが求められている。高齢化対策はグローバルに展開できる産業分野であり、それだからこそ、製品の機能性のエビデンスや製造品質管理は世界的にハーモナイズされた基準で実施されることが肝要である。米国でサプリメントによる健康被害が発生した際に、製造品質管理基準GMPが義務化されたように、不十分な衛生管理によって2024年に死亡例を含む健康被害が発生したことを受けて、日本でも2026年から機能性表示食品の届け出に際してGMPが義務化される。海外と日本国内の比較を行うことで、現状の課題と対策を討議し、食品や栄養素の機能と効果、および実際に消費者が使用する上での課題克服と消費者の信頼回復の一助とする方針を探りたい。
16:00 – 16:10 質疑応答& 休 憩
14:20 – 15:20『製造品質管理面の課題―海外cGMPとの比較』

髙橋佑輔 氏 (NSF Japan株式会社 グローバルフード部門 マネージャー)
<プロフィール>
食品・サプリメント分野における品質・規制対応および認証ビジネスの開発を担当。特に米国cGMPや各種国際認証(NSF/ANSI規格、Non-GMO Project等)に関する知見を活かし、日本企業の海外展開支援に従事。国内外の業界団体・企業との連携を通じ、品質基準の国際整合と市場参入支援を推進している。
<抄録>
海外展開を見据えた健康食品の製造において、品質管理基準の国際整合は重要な課題となっている。本講演では、日本のGMP制度と米国のcGMP(21 CFR Part 111)との相違点を整理し、原材料管理、製造プロセス管理、文書化要求などの観点から実務上のギャップを解説する。また、海外規制への対応における典型的な課題とその解決アプローチを提示し、日本企業がグローバル市場で求められる品質水準を満たすための実践的な指針を示す。
16:35 – 17:00『国際化に向けての日本のGMPの課題と方向性』

松浦史隆 氏 (アピ株式会社 品質保証本部 副本部長)
<プロフィール>
農学修士、経営管理修士(専門職)
健康食品と医薬品の受託製造において、健康食品の品質保証を担当。
生産本部にて25年勤務し、健食原料加工の技術開発、清涼飲料水製造責任者、サプリメント工場責任者を歴任。ISO9001、健食GMP、FSSC22000に基づく運用経験を有し、食品安全チームリーダーとして製造と品質基準の両立を推進。
<抄録>
消費者庁のいわゆる3.11通知および告示108により、健康食品におけるGMPは実質的に義務化され、国内の品質管理水準は底上げされつつあります。一方で、海外規格との間には依然としてギャップが存在し、特に製品規格差によるロットアウトリスク、原料サプライヤーへの要求限界、大規模な品目管理といった実務上の制約により、その対応は容易ではありません。これらは単なる規格差ではなく、運用面における構造的課題と言えるものです。本講演では、改正GMPの位置づけを踏まえつつ、弊社が健食受託メーカーの立場から実務的な課題と現実的な対応の方向性を整理いたします。
17:00 – 17:20 質疑応答(全体を通して)
17:20 閉会ご挨拶&懇親会ご案内
17:15 懇親交流会 (会場は5Fの506になります)
セミナー参加費:
正会員1社2名様まで無料 3名様からはお一人様 1,000円
賛助会員1名様 1,500円 ・ 非会員1名様 2,000円
(健康食品産業協議会会員および団体会員の会員企業1名様 1,500円)
<お申し込み方法>
お申し込みに際しては、以下の対象の方ごとにお申し込みページが違いますので、それぞれリンクボタンよりお進みください。
*交流会への参加を希望される方は、セミナー申し込みの際、「交流会参加希望」と備考欄へ記載ください



