活動報告

■ 2024年度事業活動報告(2024年4月1日~2025年3月31日)

2024年度は、AIFNのミッション・ステートメントに基づく重点活動の一つである教育・啓発活動については、総会講演を編集しWeb配信いたしました。また、会員企業と協力したセミナーを実施いたしました。会員団体の実施するサプリメントに関連する通信教育活動への協力を引き続き実施いたしました。
健康食品産業協議会には当協会の理事長をはじめ理事会メンバーが、理事会、委員会、分科会に積極的に参加して、行政への窓口としての(一社)健康食品産業協議会の運営、広報活動の充実、機能性表示食品のエビデンス向上、安全性の確保等に向けて活動を行いました。
AIFN会員への情報提供として、AIFNインフォーメーションを配信し、国際、行政および科学情報の提供を引き続き実施しました。行政情報では、時機を得た官庁ニュースの詳細化に取り組み、国際ニュースでは、IASDAニュースフラッシュの英語版・日本語版などの発信を引き続き実施しました。また、「機能性表示食品制度ガイドライン」英訳版の有料提供も行いました。

今年度の主な活動結果を以下に示します。

  1. 1) 執行理事(理事長、副理事長、専務理事)を中心に情報交換を密にし、団体、会員などからの要望、要請に対応しました。理事会は7回開催(うちWeb開催4回)し、AIFNの活動案件の迅速な決定を行いました。
  2. 2) 教育・情報提供活動では、検討課題であったセミナーのWeb配信として、総会記念講演を編集して配信することができました。また、会員企業と協力したAIFN主催セミナーを実施いたしました。会員団体のサプリメント管理士教育事業における資格認定のサポートは継続しており、サプリメントの正しい知識の普及に貢献しています。
  3. 3) (一社)健康食品産業協議会では、理事会に参加し行政への窓口としての健康食品産業協議会の充実を図ってきたほか、広報委員会においては、委員長、副委員長として参画し、主導的役割を果たしてきました。また、同協議会の分科会活動では、「エビデンス向上委員会」ならびに「安全性分科会」に加わり活動しました。
  4. βカロテンの栄養機能表示について、(一社)健康食品産業協議会の栄養機能表示分科会と情報交換を行い、現状を確認しました。
  5. 「機能性表示食品制度ガイドライン」(令和5年9月29日改定版)の英文翻訳をマイクロフード社に協力して行い、会員企業また業界関係企業に同社から有料で提供しました。
  6. その他の業界活動として、食品産業コーデックス対策委員会に監事が専門委員として参画、(公財)日本健康・栄養食品協会の理事としての参加などを行いました。
  7. (一社)日本健康食品工業会(日健工)の設立記念祝賀会に理事長が出席し、政治・行政・業界関係者と、交流・意見交換しました。
  8. 厚労省の「健康食品の注意喚起に関する意見交換会」に業界団体として参加し、意見を述べました。
  9. IADSA会員団体としての活動は、今年度のIADSA総会(Web開催)には参加できませんでしたが、必要に応じてコミュニケーションをとってまいりました。IADSAニュースフラッシュは日本語版の作成を引き続き行い、CODEX関連ニュースなどを含め、会員に発信しました。
    (IADSA(International Alliance of Dietary/Food Supplement Associations):国際栄養補助食品団体連合体)
  10. AIFNインフォーメーションやホームページを通じて、会員に行政情報、IADSA情報等をいちはやく届けました。
    ・AIFNインフォーメーション291件を配信
    IADSA情報(IADSA News Flash<英語版、日本語版>、CODEX情報等:32件)、 行政関連情報、セミナー等のイベント情報等
    ・ホームページの活用
    会員サイトで、AIFNセミナー案内、機能性表示食品届出一覧表、およびその他行政関連情報、IADSAニュースフラッシュ等を公開

これまでの活動報告