国際栄養食品協会(AIFN :アイファン)は健康補助食品全般の国際的業界団体として国内外の情報を業界内・行政あるいは消費者の皆さまに発信しています。

活動報告

2012年度事業活動報告

活動報告

■ 2017年度事業活動報告(平成29年4月1日~平成30年3月31日)

平成29年度は、一般社団法人国際栄養食品協会(AIFN:アイファン)のミッション・ステートメントに基づく従来の活動に加えて、昨年に引き続き、一般社団法人健康食品産業協議会(JAOHA)との連携による、機能性表示食品制度、栄養機能食品制度に関する多くの活動を実施しました。健康食品産業協議会では当協会の理事長、副理事長、理事が積極的に執行役員会、分科会に参加するなどして、行政への窓口としての健康食品産業協議会の充実、ビタミン・ミネラルの機能性表示拡大(栄養機能性食品として)の実現に向けて活動を行いました。
当協会の大きな使命の一つであります、国際的協調化および規制緩和については、機能性表示食品には使用できない食品添加物の使用拡大に関する申請作業に取り組んできておりますが、昨年、食品安全委員会での審議段階を経たステアリン酸マグネシウムが、正式に官報収載という結果を得られました。引き続き、酢酸トコフェロールの申請に向けて活動しております。
科学的な活動としては、日本ビタミン学会内のタスクフォ-ス委員会において「ビタミン・バイオファクターの機能性」に関する検討を重ね、その機能性研究と長年の功績(学会と国際機関との交流や行政対応の活動)に対して、4月の同学会総会にて「日本ビタミン学会企画・技術・活動賞」を受賞しました。さらに国際ファイトニュートリエント学会(Global Phytonutrient Society:GPS)の支援活動を通じて、植物由来成分の科学を推進いたしました。
ミッション・ステートメントに基づく活動のうち、消費者への教育・啓発活動について、今期は、設立当初より行ってきておりました会員企業向けの教育セミナーや一般消費者向けの公開セミナーを実施できませんでしたが、次年度に向けて「教育・啓発委員会」を立ち上げ、セミナー実施への準備を進めました。また、会員団体の実施するサプリメントに関連する通信教育活動への協力を行いました。
さらにAIFN自体の組織強化および会員への情報提供の一環としては、会員がメリットを共有していただくために、AIFNインフォメーションを配信し、国際、行政および科学情報の提供を引き続き実施いたしました。行政情報では、時機を得た官庁ニュースの詳細化に取り組み、国際ニュースでは、IASDAニュースフラッシュの英語版・日本語版の発信を引き続き実施いたしました。また、“健康食品の科学”促進のために、IADSA科学フォーラムへの資金提供(8年目)も含めた参画を継続いたしました。

今年度の主な活動結果を以下に示します。

  1. 理事会は、ほぼ2カ月に1回のペースで開催し(開催回数は6回)、各理事が提案等を積極的に提出して活動内容の最終決定を行い、会員への情報提供、行政への規制緩和の要求などを様々な場面で展開してまいりました。
  2. 教育・情報提供における活動として、今期は総会記念公開セミナーにおいて、米国新政権下での食品産業事情、日本国内のビタミン・バイオファクターの機能性表示、植物機能性研究の最新動向と多方面にわたる話題提供を行いました。教育活動では、かねてより協力を行ってまいりました会員団体のサプリメント管理士教育事業における資格認定のサポートを開始いたしました。
  3. (一社)健康食品産業協議会(JAOHA)では、栄養機能食品制度の枠組みの中で検討することとなったビタミン・ミネラルについての分科会では、AIFNがリーダーシップをとって、ビタミン類の表示内容と含有量の変更等について消費者庁への対応を行ってまいりました。また、(一社)日本ヘルスケア協会(JAHI)の第1回活動報告会および第1回日本ヘルスケア学会に参加し、「介護食品・機能性食品・食と健康の合同会議」の分科会およびポスターで「機能性表示食品の課題と可能性」と題して発表いたしました。
    また、食品産業コーデックス対策委員会には理事が専門委員として参画いたしました。
  4. IADSA活動との関連では、6月にソウルで開催されたIADSA総会に理事長、専務理事が参加いたしました。IADSAニュースフラッシュやCODEX関連ニュースを会員にいち早く発信し、IADSAニュースフラッシュについては日本語版の作成・会員への発信を引き続き行いました。また、Toleranceの電子的ワーキンググループ(eWG)に参加し情報提供を行った他、関連議題に意見提出をしました。また、財政的支援の一環として、本年も引き続きIADSA科学プロジェクト費への拠出をいたしました。
  5. 科学的な活動として、植物由来成分の科学を進展させるべく、国際ファイトニュートリエント学会(Global Phytonutrient Society:GPS)の支援活動を継続いたしました。
  6. 規制緩和にかかる活動として、機能性表示食品には使用できなかった滑沢剤であるステアリン酸マグネシウムの使用基準拡大につきましては、昨年度申請作業が終了しておりましたが、本年正式に官報収載となりました。

 

  1. 組織強化
    1. 今年度は、専務理事の交替に伴う組織運営の立て直しを余儀なくされましたが、執行理事(理事長、副理事長、専務理事)を中心に、情報交換を密にし、団体、会員などからの要望、要請に迅速に対応できるようにしました。理事会は6回開催し、AIFNの活動案件の迅速な決定をいたしました。
    2. 国内企業会員数増加を目指し、ホームページの充実、AIFNインフォメーションおよびセミナー開催を通じてより多くの情報の提供に心掛けました。
    3. 国際的ハーモナイゼーションの促進を目指して、IADSA、CRN-US(米国栄養評議会)およびCRN-I(国際栄養評議会)との連携を深めると共に、米国の業界団体であるCRN-US との協働活動、米国大使館商務部、米国商務省およびACCJとの連携を引き続き強化してまいりました。
  2. 会員への情報提供および機会の提供
    1. 事務局から下記の配信物を情報として提供しました。
      AIFNインフォメーション:511件
      AIFNインフォメーション<英語版>:21件
      IADSA News Flash<英語版、日本語版>8件
      その他IADSA情報、行政関連情報、CODEX情報、セミナー等イベント情報等
    2. ホームページの充実
      ホームページを通じて、時機を得た内容・スタイルでの発信に努めました。
      会員サイトでは、機能性表示食品届出完了一覧表、およびその他行政関連情報、IADSA 2017年度総会資料等を公開しました。
  3. 規制緩和推進
    1. 産業拡大および消費者の購買選択の障害となっている制度を精査し、米国大使館、ACCJ、IADSA、また(一社)健康食品産業協議会等、内外の関連業界団体と連携して、消費者庁、厚生労働省、農林水産省、経済産業省をはじめ、規制改革会議への提案その他関係省庁および政策関係者に働きかけ、消費者の利益および業界の発展につながる規制緩和・撤廃および国際的制度上の調和を推進しました。
      また、サプリメントに使用できる食品添加物の拡大に関する活動を引き続き行いました。
      以下、申請活動進捗を報告します。
      *ステアリン酸マグネシウム使用基準拡大申請:
      昨年度、食品安全委員会での評価およびパブコメ、厚生労働省の薬食審添加物部会での評価、パブコメも完了し、正式に官報収載となりました。
      *酢酸トコフェロール:
      使用基準拡大の申請・文献調査は完了し、相談センターとの相談へ移行後、進捗なし。
      *アセトン:状況の変化なし。
    2. 食薬区分については、引き続き米国大使館を通じたルートと国内当局へ直接働きかけるルート(規制改革推進会議のホットラインを活用)の両方を通じた制度改善の活動を行いました。結果的には、(一社)健康食品産業協議会を通じて規制改革ホットラインに提出した要望について行政のヒアリングが開催され、食薬区分について当局に照会する道筋ができるなど一定の成果が得られました。
    3. 安全性・品質確保の合理性を推進するための活動支援。
      健康食品認証制度協議会に参画し、米国の制度等についての情報提供を行いました。また、食品産業コーデックス対策委員会に理事が専門委員として参画いたしました。
    4. 栄養機能食品制度の改革支援
      「ビタミン・ミネラル」については、(一社)健康食品産業協議会における分科会において、ビタミンDおよびE、C について検討を進め、消費者庁との意見交換を重ねて、最終的な提案書を協議会から提出しました。
    5. その他の活動
      機能性表示食品や栄養機能食品の検討会等で今後更なる協力関係を構築する目的で、AIFNとしてビタミン学会に賛助会員として加盟しました。
  4. 消費者教育・啓発活動
    当協会のミッション・ステートメントの一つである、消費者への教育・啓発については、会員企業向けの教育セミナーや一般消費者向けの公開セミナーが今期は実施できませんでしたが、代わりに業界団体や学会を通じてのPR活動と交流団体の活動を支援する形での貢献を行いました。引き続き、今期も事業としてのセミナーの実施と業界団体・交流団体との協働活動としての教育・啓発活動をつづけてまいります。
    1. 業界団体を通じてのPR活動
      健康食品認証制度協議会への活動参加の中で、GMP認証団体の基準等レベル合わせの業務の最新状況、アカデミア、マスコミ含む各方面に向けた健康食品認証制度協議会の取り組みに関する広報活動の検討等を通じて、健康食品認証制度への認識向上に貢献してまいりました。またGMP普及に関する健康食品認証協議会主催のセミナーにAIFNも協賛しました。
      今年度、日本ビタミン学会とより強固な関係づくりと共同活動のため、AIFNが学会の賛助会員となりました。またAIFNの長年の功績(学会と国際機関との交流や行政対応の活動)に対して、同学会より「ビタミン学企画・技術・活動賞」を受賞しました。
    2. 交流団体との協力を通じての消費者教育
      以下の団体とへの協力活動を通じて、消費者教育への貢献を行いました。
      *(一社)全国直販流通協会のサプリメント管理士資格の認定事業。
      *(一社)セルフケア推進協議会を後援・交流団体として位置づけ、協力体制を強化しました。同協会の栄養に関する資格制度の認定を行いました。
  5. 関連団体との連携強化
    1. IADSAの執行委員団体として総会に参加。国際情報の収集・交換を行い、最新情報をAIFNインフォーメーション(e-mail)にて会員に配信しました。
    2. 業界発展のために、4団体との定例月例会議出席、賀詞交歓会への参画等、国内業界団体との協力関係維持に努めました。
    3. 健康食品産業協議会に執行部として参加し、同協議会の業界団体としての地位確立に向けた構造改革を進めました。
    4. 健康食品の安全性認証機関を認定する「健康食品認証制度協議会」において、安全性・品質の確保に関する活動に当事者的立場で関与を継続してまいりました。
    5. (一社)食品産業センターが取りまとめる「食品産業コーデックス対策委員会」の栄養・特殊用途食品部会に理事が委員として加わり、年6回の会議に参加してまいりました。
    6. Vita Foods Asiaへの協力合意を行い。9月の展示会への後援を行いました。
    7. GPS (Global Phytonutrients Society)の活動に引き続き後援を行いました。(本年度はアルゼンチンの学会でセッションを開催)

これまでの活動報告

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