このサイトは国際栄養食品協会が運営する健康産業に従事する業界人のためのAIFNオープンカレッジのウェブサイトです。食品全般、機能性成分、サプリメントに関する社会人のための学びの場です。

「業界人のためのサプリメント講座」2期 講座内容ご紹介

「業界人のためのサプリメント講座」2期 講座内容ご紹介

本講座では、企業内教育や民間資格取得だけでは網羅し難い、包括的かつ専門性の高い内容として、「国内外のサプリメント概念や制度の違い」、「機能性成分の有用性や有効性(EBM)に関する概念」や「食品としての適用別有用性」、「食品と医薬品との作用機序の違い」、「保健機能食品制度の法的概念や実質的な手続き解説」、「健康被害における対応フローやコンプライアンス対応」など業界従事者として必要な概念や実務に活かせる知識をテーマに講義を行います。

1単元 2019/5/31開催
テーマ「食品の機能性とは?有効性と有用性(成分の機序と相互作用)」
講座概要
サプリメント概論1
健康食品・サプリメントの機能と意義、治療に有効な医薬品と健康維持に有用な健康食品の違いとは?をテーマに、サプリメント成分のカラダへの作用と相互作用やサプリメントの構成成分の分類と栄養素の役割と非栄養素(機能性成分)の役割、サプリメント摂取方法(薬物の体内動態と相互作用(吸収・分布・代謝・排泄)、食品成分と薬物感受性による相互作用など、サプリメント開発に必要な基本構造などを学びます。

講師 橋本正史

ケミン・ジャパン株式会社代表、横浜薬科大学客員教授、健康食品産業協議会会長、国際栄養食品協会副理事長、台湾予防保健協会顧問
株式会社光洋商会 取締役国際マーケティング部長(最終職位)を経て、2001年から現在までケミン・ジャパン株式会社。2014年より代表取締役。傍ら、健康食品業界の重職を歴任。(在日米国商工会議所ダイエタリーサプリメント小委員会委員長、公益財団法人日本健康栄養食品協会理事長等)


2単元 2019/6/14開催

テーマ「サプリメントの定義と法規制の違い(海外と国内の概念)」
講座概要
サプリメント概論2
サプリメントの定義(海外と国内の概念):海外(米国・欧州)と国内の健康食品の違いや日本におけるサプリメントの概念と国内における健康食品の定義の歴史や食品関連国際機関についての紹介、強調表示(ヘルスクレーム)とは?欧米での強調表示制度、国内と欧米のサプリメント市場の違いなどを取り上げます。
サプリメント成分のカラダへの作用と相互作用:サプリメントの構成成分の分類と栄養素の役割と非栄養素(機能性成分)の役割、サプリメント摂取方法(薬物の体内動態と相互作用(吸収・分布・代謝・排泄)、食品成分と薬物感受性による相互作用など、サプリメント開発に必要な基本構造などを学びます。

講師 天ヶ瀬晴信

薬学博士 薬剤師 広島大学 学術室 研究企画室 応用薬理学会理事、国際栄養食品協会理事長
広島大学から学位授与後1990年に渡米。20年以上米国でサプリメントの健康施策に関与。帰国後、在日米国商工会議所プリメント委員会委員長を経て、米国制度を参考に措置された機能性表示食品制度の創設に業界代表として深く関わる。
講師メッッセージ:長年米国でのサプリメント政策に関わってきた経験を生かして、国内外のサプリメントの定義の違いや強調表示などの考え方の違いを理解していただけるような講義を行います。


3単元 2019/6/28開催 ディスカッション型講義

テーマ「現代人にとっての健康とサプリメントの必要性」
講座概要
サプリメント概論3(参加型ツーウェイ講義
「現代人にとっての健康とは」:疾病リスクの低減のためのサプリメントの応用範囲
「なぜサプリメントは必要なのか?」:現代人にとってのサプリメントの必要性
「天然物はなぜ機能性物質を作るのか?」:抗酸化作用の意義とは何か?酸化ストレスとサプリメントについて
といった3つのテーマを中心に参加者の方と共にディスカッションしながら講義を進めていきます。

講師 阿部皓一

薬学博士 公益社団法人日本ビタミン学会功労会員、武蔵野大学薬学部SSCI研究所分析センター長、三菱ケミカルフーズ株式会社顧問、脂溶性ビタミン総合研究委員会顧問、ビタミンB研究委員会参与、国立成育医療研究センター臨床研究センター監査役、日本過酸化脂質・抗酸化物質学会幹事など
東京大学薬学部卒。エーザイ㈱研究所、マイアミ大学医学部脳疾患研究施設博士研究員、日本ビタミン学会常任・庶務担当理事等を経て現在に至る。生涯ビタミン・抗酸化研究に携わり、論文140報、学会セミナーや執筆も多数。
講師メッッセージ:講座のテーマとして、現代人にとっての健康とは?、なぜサプリメントは必要なのか?機能性成分とはなんなのか?といった業界に携わる立場で考えてほしい健康の本質を話し合いたいと考えています。新しい知見も交えながら、受講者の方々と一緒に考える参加型のツーウェイ討論をしたいと思っています。


4単元:2019/7/12開催

テーマ「疾病予防のための機能性成分〜生活習慣病、認知・運動機能、免疫・アレルギー等における栄養学的考察」
講座概要
サプリメントの応用範囲1(カラダの健康)
機能性成分概論と適用分野:機能性成分が体に与える三次機能とは?
QOLの向上と予防医学:改善や予防のためのサプリメントとは何か?
生活習慣病における栄養学的考察:動脈硬化と生活習慣病対策(メタボリック症候群)のサプリメント(食物繊維の役割、糖質制限の是非、抗酸化物質の有用性と抗糖化の重要性、炎症体質改善のための不飽和脂肪酸の摂取など)
認知・運動機能における栄養学的考察:ダイエットと運動機能強化のサプリメント(骨粗鬆症、サルコペニア肥満、フレイルとは?、ロコモティブ症候群、認知症予防のための機能性成分と認知症のメカニズムなど)
免疫・アレルギーにおける栄養学的考察:免疫・アレルギー対策のサプリメント(腸管免疫の重要性、アレルギー疾患とサプリメントなど)
をテーマに講義を行います。

講師 森下幸治

獣医師、博士(学術)
国際栄養食品協会副理事長、健康食品産業協議会食薬区分分科会長
1990年旧協和発酵工業(株)入社、およそ20年にわたり発酵生産物の健康食品等素材の機能性評価研究開発業務に従事、2011年協和発酵バイオ(株)(2008年組織改編)渉外部で食品素材等の遺伝子組み換え規制等対応業務に従事、現在に至る。

5単元:2019/7/26開催

テーマ「脳内物質と機能性成分概論〜メンタルケアのためのサプリメント」

講座概要
サプリメントの分野では栄養や疾病予防の分野、つまりカラダへの機能性が取り上げられる機会も多いですが、昨今栄養と精神作用の相関関係が注目され始めています。講義ではメンタルヘルスケアの分野の現状や精神と食事の関係をひも解く精神栄養学を通じて、心身の健康を保ち、ストレスや鬱、認知症などを予防する栄養素や機能性成分を学びます。さらに脳腸相関など最新の知見も踏まえ、栄養・機能性成分の有用性について講義します。また欧米の植物療法の紹介とメンタルケアへの有用性についても紹介します。

講師 橋口智親

AIFNオープンカレッジ学長 ホリスティックハーブ研究所代表、セルフケア推進協議会代表理事
外資系企業で健康食品分野のマーケティング、製品開発、広報等を歴任。企業顧問、官庁の健康・医療関連機関の委員等を務めてきた経験も生かし、食品表示制度など法規の素案づくりにも関与。また統合医療・植物療法のコンサルタント業務や製品開発・セミナー、有資格者育成などを行う。


6単元:2019/8/23開催

テーマ「サプリメントの安全性概論〜食の安全と安心の概念、サプリメントの安全性、GMP、食品GMP」

講座概要
講座では食品と医薬品の科学的根拠の違いを踏まえ、食の安全・安心の概念に基づいたサプリメント研究の重要性を理解していただくとともに、遺伝子組み換え食品、GMP、食品GMPなど、安全性に関する正しい知識を持っていただけるような内容となります。


講師 脇坂 真司
農学博士 一般社団法人国際栄養食品協会(AIFN)事務局長/専務理事
健康食品認証制度協議会運営幹事、一般社団法人健康食品産業協議会副会長、公益財団法人日本健康・栄養食品協会理事


7単元:2019/9/6開催

テーマ「保健機能食品制度と実践〜保険機能食品の役割と現状、申請のための手続き実践」

講座概要
サプリメント従事者にとって、関連法機や制度の概要を理解することは必須項目の一つです。講座では国内における健康食品・機能性食品の現状と問題点、また食薬区分における食品と医薬品の考え方の違いや機能性表示制度への考え方などの理解を通じて制度の実践的な解説なども行います。

講師 小田嶋文彦

健康食品産業協議会 シニアアドバイザー(前事務局長)
日本における健康食品の業界団体連合会の事務局長として、保健機能食品制度の創設に寄与。


8単元:2019/9/20開催 ワークショップ形式

テーマ「健康被害と対応フロー実践〜健康食品のコンプライアンス、企業のとるべき姿勢と体制」

講座概要
危機の発生予防と有事の際の適切な対応を実現するために、業界人として必要な危機管理の意識と知識をお伝えします。具体的には、遵守すべき法令や各種制度をご紹介しつつ、消費者対応のポイントや自主回収のフローと留意点など、実務的な内容を失敗事例を交えて確認する予定です。

講師 水谷敦武

アズ・ワールドコムジャパン株式会社 アカウント・ディレクター(企業PRとリスクマネジメント担当)。国際栄養食品協会理事。
PR会社にて、危機管理コンサルタントを務める。広報業務では、主にヘルスケア分野やBtoB企業を担当。
危機管理業務においては、平時はマニュアル制作やトレーニング等を手掛け、危機発生時には緊急対策本部に参画して経営陣に対応への助言を行っている。
その領域は、危機管理コミュニケーション(謝罪会見、SNS等)に留まらず、自主回収を含む対応方針の判断や、各ステークホルダー(省庁、被害者等)への対応、社内調査の設計など、初動から収束までに必要なあらゆる危機対応をサポート。また、重篤化したクレームを含む消費者対応、企業間トラブルなど、報道発表に至らないような危機事案に対しても助言を行っている。
主なクライアント業界(実績)
省庁、病院グループ、食品業界、化学業界、二輪車業界、建築業界、日用品業界など
講師メッッセージ:「危機管理」というテーマに違和感を持った方も多いのではないでしょうか。しかし、健康食品業界は、どの業界よりも危機管理を重要としています。もともとのイメージから有事の際に批判されやすく、また、実際に誇大表示の行政指導も増加しているからです。
今回は様々な部門の方がご出席されることから、会社全体の危機管理だけでなく、各部門に求められる対応やその知識も併せてお伝えしたいと思います。


受講料
AIFN正会員(代理出席可) 35,000円 、 AIFN賛助会員(代理出席可) 40,000円
関係団体会員(代理出席可)60,000円 、一般法人(代理出席可) 70,000円
関係団体会員(個人) 45,000円 、一般個人 48,000円

※ 代理出席者は2名まで登録できます。
※ 関係団体:(一社)健康産業協議会および同協議会会員団体
※(公財)日本健康・栄養食品協会の食品保健指導士の皆様は「食品保健指導士認定資格更新申請書」に単位として申請できます。

申し込み方法

1、申込書による申し込み(法人等の方で、領収書等の発行が必要な方はこちらでお申し込みください)
下記のAIFNオープンカレッジ申込書をダウンロード後、必要事項をご記入の上、AIFNオープンカレッジ事務局(FAX 03-3348-7515、e-mail: aoc@aifn.org)までお送りください。

*お申し込みに際しては、以下の受講規約も必ずご一読の上、お申し込みください。

オープンカレッジ受講規約


2、ネット決済(クレジットカード/銀行振り込み等での個人決済の方はこちらをご利用ください。ネット決済の場合も申込書の送付をお願いします。)


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